ケアマネジャーの一日の業務の流れは居宅・施設サービスで異なります

ケアマネジャーの一日
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ケアマネジャーの一日

居宅ケアマネジャーと施設ケアマネジャーの業務の違い

ケアマネジャーの一日の業務は、居宅サービスと入居施設によって異なります。大きな違いは、施設勤務の場合、ケアプランの作成のほか、介護業務や夜勤が発生する可能性があることです。現場における介護の仕事を継続したい方におすすめです。
もう一つの違いは担当件数です。施設が100名以内であるのに対し、居宅サービスの場合は35名以内と少なめです。要介護者とじっくり向き合いたい方にマッチしそうですね。
以下でケアマネジャーの具体的な一日の業務の流れを、居宅ケアマネジャーと施設ケアマネジャーにわけて紹介したいと思います。

居宅ケアマネジャーの一日

9:00出勤
事業所に出勤し、各種連絡事項の確認や引き継ぎなどを行います。
10:00利用者宅を訪問(モニタリング)
利用者宅を訪問し、ケアプラン通りの介護サービスが受けられているかを確認します。目標に向けて計画が実行できているかヒアリングし、できていない場合はその原因と対策を考えます。ヘルパーにとって役立つような情報があれば、ほかのヘルパーにも共有します。
12:00休憩
13:00サービス担当者会議
ケアマネジャーを中心とした担当者が集い、利用者によりよいサービスを提供するための情報共有や意見交換を行います。
14:00利用者宅を訪問(アセスメント)
利用者宅を訪問し、本人とその家族の状態、目指すものなどを確認します。
16:00事務作業
事業所に戻り、新規利用者のケアプランや来月のサービス計画表、業務報告書などを作成します。
18:00退勤

施設ケアマネジャーの一日

9:00出勤
施設に出勤し、連絡事項などを確認します。
10:00事務作業
ケアプランの作成などの事務作業を行います。
11:00入居者・家族への対応
入居者の状態確認や家族、スタッフへのモニタリングなどを行います。
12:00休憩
13:00サービス担当者会議
ケアマネジャーを中心とした担当者が集い、入居者によりよいサービスを提供するための情報共有や意見交換を行います。
14:00入居者・家族への対応
入居者へのモニタリングを行い、医療・介護サービスの利用状況を確認します。場合によっては、レクリエーションや食事介助などの介護業務に携わることもあります。
15:00事務作業
ケアプランの作成や見直し、業務報告書の作成、ミーティングなどを行います。担当する入居者の数が多いため、事務作業は効率的かつスピーディーに行う必要があります。
18:00退勤
(夜勤スタッフが不足している場合、夜勤が発生するケースもあります)