介護士とケアマネジャーは同じ介護施設で働いていても業務内容は大きく異なります。例えば、介護士は排泄介助や食事介助など要介護者を直接支援する介護サービスが主な業務ですが、ケアマネジャーは直接介護サービスを提供することはほとんどありません。ケアマネジャーの主な業務は要介護認定のための調査、ケアプランの作成、介護給付費の管理、関係各所との連携や調整、定期的なモニタリングと再評価の5つ。それぞれの詳しい内容をわかりやすく説明しているので転職する前に目を通しておいてくださいね。
続きを見る
ケアマネジャーの試験は難易度が高いといわれていますが、それは他の介護系の資格に比べて受験資格を満たすのが難しいから。ケアマネジャーの試験を受けるには介護福祉士の業務もしくは相談援助業務の経験が5年以上必要です。介護福祉士の資格を取得するにも3年以上の実務経験が必要なので、一般の介護士がケアマネジャーを目指すには最低でも8年間の実務経験が必要になります。合格率も低く、わずか10~20%しかありません。介護福祉士の合格率が70%前後なのでいかにケアマネジャーの試験が難しいのかがわかります。
続きを見る
ケアマネジャーの一日の業務の流れは、施設で働くか、利用者宅を訪問するかで異なります。大きな違いは、介護業務の有無と、担当件数の違いです。施設では、介護業務および夜勤が発生する可能性があります。担当件数は、居宅サービスの方が少なめです。介護業務にも携わりたい場合は施設を、利用者一人ひとりとじっくり向き合いたい方は居宅サービスを活躍の場に選びましょう。ここではケアマネジャーの一日を、居宅ケアマネジャーと施設ケアマネジャーにわけて紹介します。
続きを見る